かなり久しぶりの投稿となります。

しばらく音沙汰がなく、ご心配頂いていた方、すみません(><)。
昨年の病気発覚から、はや7カ月以上が経過していますが、おかげさまで体調は変わりなく、今の所、もとの通りの能楽師生活を送れております。

特に3月・4月は鬼の様に忙しく、ネット関連の投稿を諦め、体調維持に努めました。今月は、前2カ月ほどではないものの、また来月以降のハードな生活に向け、疲れを残さぬ様、程よく休養を取りながら過ごしておりました(^^)。これからは、また時々、書いて行きたいと思います。

さて今回は6月と7月ある、2つの公演のご案内をさせて頂きます。
6月の荒磯能「鵜飼」は、観世流のお家芸とも言える名曲で、私自身、かなり手ごたえを感じ、楽しみにしている演目です。7月に主催する、お馴染み七拾七年会は「初心者でも楽しめる」というのがウリの催しです!!いつもの「金田中」とのコラボは勿論の事、今回は一日2公演とし、一公演を現代のニーズに合わせて2時間半くらいと、かなり凝縮した番組に致しました。いずれもオススメですので、是非お越し下さい!!

◎観世会荒磯能(かんぜかいあらいそのう)
○6月12日(木)
○18時開演〈17時開場〉(終了予定21時)
 ※開演に先立ち、17時半頃より15分程、坂口貴信氏による解説があります。
○於・観世能楽堂
○全席自由席 前売り券3150円(当日券4200円) 学生券1570円
○演目
 仕舞「羽衣クセ」渡邉瑞子
   「車僧」武田祥照
 能 「玉鬘」坂井音雅
 狂言「悪坊」三宅右矩
 能 「鵜飼」武田文志

※荒磯能は、私へ直接のお申込みに限り、2800円に割り引かせて頂きます。

◎七拾七年会(ななじゅうななねんかい)
○7月12日(土)2部構成
○昼の部  12時半開演(終了予定15時)
 夕方の部 16時半開演(終了予定19時)
○於・セルリアンタワー能楽堂(渋谷駅より徒歩3分)
○全席指定 正面7000円・普通5000円(各部毎に)
○演目
◇昼の部
 狂言「神鳴」山本則重
 能「鉄輪」武田宗典
 
◇夕方の部
 狂言「附子」山本則重
 能「項羽」武田文志
 ※各部共にワークショップと、能の直前に解説があります

☆ここ数年すっかり定着してきた、セルリアンIn77会。渋谷の超高級ホテル・セルリアンタワー、その地下2階には能楽堂があります。そしてそこには、当会旗揚げ時より協賛を頂いている、高級老舗料亭「金田中」が入っています。セルリアンの金田中は、高級な座敷の「数寄屋」と、モダンでカジュアルな「草(そう)」の2店舗に分かれており、いずれかでの「お食事」と「観能」のセットプランもご用意しております。
☆他にも金田中が色々と趣向を凝らし、能楽堂の入口に売店を出し、早めにお越し頂いても退屈せぬ様、また2部ともご覧頂ける方には間もお楽しみ頂ける様、お酒や軽食の販売も致します。他の能楽堂での公演とは一味違いお祭りの様な雰囲気でとても楽しいと思います。
演目は当日のワークショップや解説でしっかりフォローし、初めて観る方が予備知識一切無しでもお楽しみ頂ける様に致しますので、是非気軽にお越し下さい

※お食事付の場合、昼の部は公演前11時頃よりのお食事、夕方の部は公演後19時頃よりのお食事となります。
◇「草」にてのお食事  チケット代金+5000円
◇「数寄屋」にてお食事 チケット代金込み20000円(正面席後方のお座敷でのお食事後、そこから観能)
 ※数寄屋は少々高価ではありますが、費用対効果という意味では、超オススメです!!

最後までお読み頂き、どうも有難うございました。皆様よりのご連絡をお待ち申し上げております。