4月に催す「花影会(かえいかい) ~義経一行の悲哀 エピソードⅠ~」の
ご案内をさせて頂きます。
既に受付が始まっており、特に指定席の場合は、早ければ早い程、
区画内で良い席になりますので、是非お早めにお申し込みください。
どうぞ宜しくお願い致します。
☆ご案内☆
タイトル:花影会(かえいかい) ~義経一行の悲哀 エピソードⅠ~
開催日時:4/21(日)12:30開演 (12:30~解説・13:00~演能)
於:観世能楽堂 渋谷区松濤1-16-4 アクセス方法はこちら
座席:S指定席 14,000円
A指定席 10,000円
特別指定B席 8,000円 ※1
B自由席 6,000円
学生自由席 3,000円
※1 特別指定B席は、B区画よりご希望の席番をご指定ください
内容:お話 武田文志
能 「采女」 武田友志
狂言「成上り」野村扇丞
仕舞「屋島」武田文志、「玉之段」観世清和、「船弁慶キリ」岡久広
能 「正尊」武田志房
本年の花影会は、「義経一行の悲哀」という副題を付け、
春秋を通じて、時系列に2番の大曲を御覧頂ける様、企画致しました。
春は「正尊」、秋[11月30(土)]に「安宅」。
また、[6月8日(土)]の朋之会では、差し詰め「エピソード1,5」とも言える、
「船弁慶」を上演致します。
更に、[8月31日(土)]の朋之会では番外編とも言える、
「大仏供養」のシテを、私が勤めます。
歴史がお好きな方、また源平や義経・弁慶が御好きな方には、
是非全て御覧頂きたく、宜しくお願い致します。
今回の副題となっている、能「正尊」は、源平合戦後、
頼朝から疑いをかけられた義経達に、刺客が襲いかかるお話です。
とても分かり易く劇的で、後半には派手な斬組(きりくみ=チャンバラ)も入り、
初心者から愛好者まで、気楽に理屈抜きに楽しめる人気曲です。
また、副題とは無関係ですが、今回初番の「采女」は、
能の中でも最も重い扱いである大小序ノ舞物・本三番目物です。
2時間を超える長い上演時間と、その難易度から、滅多に上演されない大曲に、
兄が挑戦します。
今回、本曲の一つの目玉は、地頭を御宗家・観世清和先生にお願いし、
残りの地謡7人は、私と同世代の仲間(若手)のみで謡わせて頂く事にあります。
御宗家が地頭の時には上の世代の方々で回りを固めるのが普通なのですが、
御宗家と私でも18歳の年齢差があり、これだけ若手ばかりという事は初めての事で、
特別に御許しを頂きこの様な番組になりました。
私自身、今からとても楽しみにしております。
皆様お誘い合わせの上、御来場をお待ち申し上げております。
○アクセス
「観世能楽堂」 東京都渋谷区松濤1-16-4